本イベントは「障がいがあったとしてももっと日々笑顔で明るく、より良い未来を作ってゆきたい」という同じ志を持つ方々の手によってGW最終日の5/6に開催された。
札幌市中央区にある札幌市文化芸術交流センター1FのSCARTSコートを会場とし、会場内中央に作られたランウェイを取り囲むようにおよそ150席ほどの座席数が用意されていたが立ち見でのギャラリーが出来るほど多くの来場者が訪れた。バリアフリーになっていた会場のセッティングだけでなくイベントの進行自体も、日ごろ車いすやバギーを使用されている方やそのご家族にも来場しやすい空間を作り出していた。
イベントは2部構成で進められ、第1部は「ファッションで可視化する」をテーマとしたパネルディスカッション、第2部は障がいを持つ子どもモデルや車いすでの生活をされているモデルによるファッションショーが行われた。
パネルディスカッションではファッションや障がい者に関わってこられている3名のパネリストが出演し、障がい者であってもなくてもファッションを通じることで誰もが自分をアピールすることが出来ることであったり、障がいがあったとしても決して楽しむことを諦める必要はない、といった思いを来場者へ伝えていた。
ファッションショーに登場した子どもモデル達の表情はにこやかで、ファッションを楽しんでいるのがランウェイを進む姿から見てとれた。また、車いす用のウェディングドレスや和装もショーの中で披露され、デザインの華やかさだけでは無く、機能とおしゃれの融合を見ることができた。モデル達だけでなく彼らを見つめる来場者の表情も皆あたたかく、イベント終了後にはモデル達を取り囲み写真撮影が行われたりコミュニケーションを取る時間が設けられ交流も活発に行われた。
表現が不得手な方にとって、ファッションという手段をもって内面を可視化する事は周囲の方との接点の増加に繋がるということが本活動を通してはっきりと見てとることが出来た。今後も活動を継続していくことで、地域社会における交流の活性化や消費者としての消費行動の拡大といった、本団体が応募時に伝えてきた地域・経済への貢献も大いに期待できると考えられる。
