SLキマロキ展示保存40周年記念「キマロキまつり」の開催
日時:平成27年6月27日(土)
場所:名寄市北国博物館及びキマロキ展示場

名寄SL排雪列車(キマロキ)保存会は、展示保存40周年を記念して「キマロキまつり」を開催し、鉄道模型電車走行展示、ミニ蒸気機関車D51の乗車体験、キマロキライトアップ、キマロキ木製部の補修などを行ないました。

「世界中で名寄だけ」にしかない現存するSL排雪列車(キマロキ)は、保存会関係者と多くの団体・ボランティアが支えて40年間も手入れをして展示保管を続けきたものです。「キマロキ」とは、機関車の(キ)、かき寄せ式雪かき車であるマックレー車の(マ)、回転式雪かき車であるロータリー車の(ロ)そして機関車の(キ)のかしら文字をとって名づけられた排雪用編成列車のことだそうです。

会場では、公園内に敷設されたミニ蒸気機関車に乗って楽しんでいる子供を連れた家族連れの地元の皆さんの姿が見受けられ、微笑ましいものでした。

名寄はもともと国鉄(現JR北海道)の操車場などがあり、鉄道関係者が多く住む北の中心地といわれていました。今回のキマキロ車両の展示は歴史を偲び、世代を超えて郷土の歴史を語り継ぐ、あるいは共有することのできる貴重な活動であると思いました。



閉じる
(C)公益財団法人太陽北海道地域づくり財団