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日 時 | : | 平成17年11月22日(火) |
場 所 | : | 音更町図書館 |
担当者 | : | 磯田理事長・福井事務局次長・六條事務局員 |
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皆さんは『伊福部 昭』(91歳)という作曲家をご存知でしょうか? 『ゴジラ』の主題歌といえばピンと来る方も多いはず。その他にも、黒澤明監督作品を始め、多くの日本映画の音楽を手掛けており、日本音楽界において欠かすことの出来ない存在です。 |
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11月22日に音更町教育委員会により音更町図書館に伊福部 昭先生の音楽資料室が整備され開設式典が開催さました。太陽財団からは理事長を含め3名で出席いたしました。 音更町図書館は、音更町の生涯学習の拠点施設となっており、全館車椅子利用可能で、明るい中庭もあって、非常にきれいな施設です。ビデオ・DVD・インターネットも利用でき、住民の方々も家族連れで訪れ、利用されているようです。 |
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当日は、東京から伊福部 昭先生の長女で陶芸家の伊福部 玲さんや、音更小学校の同級生で俳人の小森政男先生がお祝いにかけつけました。式典では玲さんが伊福部先生の直筆の感謝の手紙を代読し、御礼のことばを述べられ、伊福部先生の故郷・音楽の原点である音更町に資料館が出来たことを、非常に喜んでいました。 |
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理事長の磯田も祝辞の中で、「多感な時代を過ごした音更町から伊福部音楽を世に広めることに意義がある、今後の音更町の活性化に繋げて欲しい」というメッセージを伝えました。 | ![]() |
資料室は、伊福部先生が音更町でどのような生活風景の中で幼少時代を過ごしたかをわかりやすくまとめていたり、作曲した音楽をじっくり鑑賞できる装置が設置されていたりと他の資料室では体験できない貴重なものが揃えられていました。 | ![]() |
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式典後の交流会では資料室開設に尽力した皆さんと意見交換することができました。その中で、玲さんが語ってくれた伊福部先生の近況は、『新曲を作りたい』と現在も現役で作曲活動をされておられるとのこと。そして今でも音更町のことを鮮明に、事細かに覚えておられ、よくお話されるそうです。皆さんも是非、先生の作品をお聴き下さい。現在も止め処無く溢れる創造力で、作曲され、奏でられる先生の作品には北海道の原風景が脈々と流れているのが感じられます。 |
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